Tamiko

アイルランド音楽の歴史
アイリッシュフィドルの特徴

ジグ

ジグはアイルランドのダンスの種類の中で、最も古いもののひとつと考えられています。アイルランドでは、3つの8分音符で構成されるジグ系の曲が3種類あるので、注意しましょう。

ダブル・ジグ、すなわち普通のジグは、3つの8分音符が2グループでひとかたまりです(8分の6拍子)。1小節に拍が2つあり、大きく2拍子にとって演奏します。まずは、単純な例を選び、次のようなボーイングで弾いてみましょう。

  • 一音一音、すべて弓を返して弾きます。
  • 3つの8分音符の最初の音は、ダウンからハードアクセントを使って25センチくらいで弾きます。
  • 続く2音は、小さく1センチくらいで弾きます。
  • 次のグループも同様にしますが、弾きはじめがアップからになります。
  • アップのハードアクセントで25センチ。続いてその場で小さく2つ。

これで1小節です。大きく2拍のリズムを感じながら、ゆっくり練習しましょう。2グループ目のアップのアクセントはうまくつけられましたか?

このように、小節内にダウン、アップと交互にアクセントがつくボウイングを、「ジグの基本ボウイング」と呼んでいます。このボウイング を使うことで、始めて、ジグの「タカタ、タカタ・・・」というリズムが生まれます。ジグ演奏の基本となるので、このボウイングがなじむまでよく練習してく ださい。

実際には、2つの8分音符が4分音符に入れ替わったり、スラーが入ったいくつかの弾き方があります。

先に述べたデフォルメしたボーイングの練習は、アクセントをはっきりつけるのにとても効果的です。ジグのリズムは意外と難しいもので す。