Tamiko

スライド

スライドは、シングル・ジグとも呼ばれますが、ダブル・ジグとは踊りのステップが違い、リズムも小節数も違います。セット・ダンス (フォーメーションを作って踊るグループ・ダンス)の6つのフィガー(項目)のひとつであり、重要なレパートリーです。ダンスのためには、早いテンポで演 奏されます。

4分音符と8分音符の組み合わせで構成されており、1小節に4拍、記譜上では8分の12小節で表されます。ダブル・ジグの3つの8 分音符を4分音符と8分音符に直したものと見ることもできます。

スライドの流れるようなリズム感は、4分音符と8分音符をメリハリをつけて弾くことと、ソフト・アクセントを含んだスラーを用いること で生まれます。

4分音符と8分音符の組み合わせは、弓の中ほどから1、2と数えながら20センチほど弾き、3といいながら弓を返して最初に位置に戻り ます。すなわち、音の長さが違えども、4分音符と8分音符は同分量で弾きます。

タンタ、タンタ、タンタ、タンタ。

このリズムが出るように、徐々に弓の使用量を全体に小さくして、テンポを早めながら練習してみましょう。

流れるようで弾むスライド独特のリズムをつけるには、スラーのつけ方が大切になります。ボーイングをよく研究しましょう。